かけ流し式システムで使われる培地のほとんどが、不活性培地であるため、かけ流し式システムの栽培では、このシステム専用に配合された液体肥料が必要です(不活性培地には保肥性がないため、肥料成分は素通りします)。そのため、専用肥料には必須肥料のすべてが含まれていなければなりません。しかし、過剰な肥料は生育障害の原因となるうえ、吸収し残した肥料は、最終的に廃液として環境へ流れ出てしまいます。CANNA Substraは、植物に必要な肥料成分を最適な量だけバランスよく配合しています。
かけ流し式栽培用の液体肥料は、このシステムに合わせるだけでなく、水道水のタイプに合わせる必要もあります。そのため、CANNA Substra液体肥料は硬水用と軟水用に分かれています。これは、正しい比率の肥料を植物に供給することを可能にするだけでなく、廃液中に過剰な肥料が残るリスクを最小限に抑えることもできます。つまりグロワーは、消費者によりヘルシーな作物を提供しつつ、環境への配慮も十分配慮できるということです。
生長期用のCANNA Substra Vega、開花期用のCANNA Substra Flores この2種類のCANNA Substra液体肥料は、どちらもAとBの2パートがあります。2パートに分けている理由は、もしもAとBの原液どうしを直接混ぜてしまうと、肥料成分が反応して沈殿してしまうからです。これを防ぐためには、まず水にAパートを加えてから、次にBパートを加えてください。