循環型ハイドロポニック・システムには、SUBSTRAとAQUAのどちらがよいのでしょうか?
C循環式システムにはCANNA AQUAが最適です。CANNA SUBSTRAは、培養液を再循環させない掛け流し式システム専用です。このふたつの種類を混ぜて使わないでください。
リスクの分散
培養液を給水するための循環ポンプはふたつにしましょう。万が一、どちらかのポンプが故障してしまっても植物を枯らさずにすみます。
エアーポンプとpH値
エアーポンプを養液タンクに入れると、タンク内培養液のpH値が上昇することがあるため、定期的に確認しましょう。
根の伸長
根をよく観察してください。根が排水口の中へ伸び出して排水口をふさいでしまい、培養液の循環をとめてしまうことがあります。
肥料は冷暗所で保管
直射日光はキレート鉄分を劣化させます。必ず紫外線が当たらない場所で、肥料を保管してください。また、光は肥料ボトル内で藻を発生させてしまうため、使用時に目詰まりの原因になるだけでなく、藻が肥料を吸収してしまい養分の低下につながります。
肥料の量
養液タンクに加える肥料と活力剤の分量の記録を取りましょう。これらのデータば、次の栽培スタート時に大変参考になります。
養液タンク
養液タンク内の培養液の希釈と調整は、植物の元気な生長と開花を左右する重要なプロセスです。時間をかけて慎重におこなってください。ていねいな作業は必ずベストな結果と収穫量につながります。
CANNAZYMと粘土の小石
CANNAZYMは枯死した根を分解するため、Clay Pebble(ハイドロボール)をはじめ培地の寿命が長くなります。
ハイドロボールは水で洗い流してから使用してください。
Clay pebble(ハイドロボール) のなかには、過剰な塩類をふくんでいる製品もあります。使用前にハイドロボールを水できれいに洗い流して、植物に有害な塩類を取りのぞいておきます。同時に、目づまりの原因となる粉じんもとりのぞくことができます。
pHダウン剤を水で薄める注意点
pHダウン剤は高濃度で強酸性の製品です。水で薄める場合は、必ず水にpHダウン剤を加えてください。pHダウン剤に水を加えてしまうと、液体がはねて火傷や眼のケガを引き起こすことがあり大変危険です。
CANNAのウェブサイトでは、PK13/14の使用は一週間のみと説明されていますが、お店ではもっと長い期間使うよう勧められました。
当社では一貫して、PK 13/14の使用期間は常に一週間のみ、と説明しております。CANNAの肥料には、すでに十分な量のリン酸とカリウムが配合されています。開花期の全体のなかで、ある一定期間にだけリン酸とカリウムを余分に必要とする時があります。PK13/14を使用するのはその時だけです。
トリコデルマ菌は、どのバクテリアに対して駆除効果がありますか?
トリコデルマ菌はバクテリアを殺すのではなく、植物を有害な菌類から保護する効果があります。トリコデルマ菌は、他の菌類をエサとするほかに根の環境を改善するため、根の生長が促進され植物が活発に生長し丈夫になります。
CANNAZYMの希釈
CANNAZYMの培養液は10日以内に使い切りましょう。それ以上の分量を希釈しないでください。
RHIZOTONICによる葉面散布。
RHIZOTONICを効果的に葉面散布する方法は、屋内の栽培では日の出の時間帯に、屋外栽培では日没直前におこなうことです。
蓄積を防ぐためにPK13/14を使用する
PK 13/14の使用は週1回以下にしてください。それ以上使用するとリン酸やカリウムが蓄積してしまうことがあります。