CANNA Terra Flores

開花期へ移行しはじめたら、CANNA Terra VegaからCANNA Terra Floresに切り替えます。一般的に、このタイミングは、開花光周サイクルにしてから(例:短日植物は、1日に12時間の日照サイクルにしてから)1〜3週間後になります。

CANNAZYMの希釈

CANNAZYMの培養液は10日以内に使い切りましょう。それ以上の分量を希釈しないでください。

RHIZOTONICとpH

CANNA RHIZOTONICは、pH値が高いアルカリ性の製品です。培養液のpH値は、CANNA RHIZOTONICを加えてから調整をおこなってください。

RHIZOTONICによる葉面散布。

RHIZOTONICを効果的に葉面散布する方法は、屋内の栽培では日の出の時間帯に、屋外栽培では日没直前におこなうことです。

蓄積を防ぐためにPK13/14を使用する

PK 13/14の使用は週1回以下にしてください。それ以上使用するとリン酸やカリウムが蓄積してしまうことがあります。

CANNAZYMと粘土の小石

CANNAZYMは枯死した根を分解するため、Clay Pebble(ハイドロボール)をはじめ培地の寿命が長くなります。

ハイドロボールは水で洗い流してから使用してください。

Clay pebble(ハイドロボール) のなかには、過剰な塩類をふくんでいる製品もあります。使用前にハイドロボールを水できれいに洗い流して、植物に有害な塩類を取りのぞいておきます。同時に、目づまりの原因となる粉じんもとりのぞくことができます。

CANNA COCOの水やり

CANNA Coco培地は、栽培前にプレ・ソークの必要はありません。ココ培地は栽培前に、水1Lに対しCANNA COCO A&B液体肥料を各2 ml ずつ加え、pH値5.2~6.2に調整した培養液をポット底から排水されるまで、かん水することをおすすめします。これにより、植えこんでから数日間分の養水分が、きちんとココ培地にセットされます。さらにすばやい活着を促すには、温度を最適な20~25°Cに保ち、湿度を高めに保ってください。

培養土にCANNAZYMを追加する

CANNAZYMは継続して与え続けることができます。もっとも簡単な方法は、CANNAZYM 2.5 ml/リットル(1:400)の割合で加えた培養液をリザーバータンクにセットし、かん水していくことです。または、週1回だけCANNAZYM 10 ml/リットル(1:100)の割合で加えた培養液を与える方法もあります。

pHダウン剤を水で薄める注意点

pHダウン剤は高濃度で強酸性の製品です。水で薄める場合は、必ず水にpHダウン剤を加えてください。pHダウン剤に水を加えてしまうと、液体がはねて火傷や眼のケガを引き起こすことがあり大変危険です。