ポッティングミックス

ポッティングミックスが硬く圧縮してしまい、水を吸収しなくなっていませんか? 硬くなってしまったポッティングミックスには、COCOを混ぜれば吸水力が簡単に回復します。

温度とpH値

培養液の水温は、根がよく生長する温度範囲である20~25°Cにします。15°C以下になると、根の吸収力が大きく低下し、収穫量が減ってしまいます。冷たい水で培養液をつくると、培養液の水温が上がるにつれてpH値も上がります。これを防ぐために、あらかじめ培養液のpH値をやや低めに調整しておくと、水温上昇時にpH値が最適範囲におさまります。

CANNAポッティングミックス

あらかじめ肥料が多く配合されたポッティングミックスは、挿し木には向いていません。CANNAポッティングミックスなら、挿し木の失敗もありません。

肥料は冷暗所で保管

直射日光はキレート鉄分を劣化させます。必ず紫外線が当たらない場所で、肥料を保管してください。また、光は肥料ボトル内で藻を発生させてしまうため、使用時に目詰まりの原因になるだけでなく、藻が肥料を吸収してしまい養分の低下につながります。

肥料の量

養液タンクに加える肥料と活力剤の分量の記録を取りましょう。これらのデータば、次の栽培スタート時に大変参考になります。

養液タンク

養液タンク内の培養液の希釈と調整は、植物の元気な生長と開花を左右する重要なプロセスです。時間をかけて慎重におこなってください。ていねいな作業は必ずベストな結果と収穫量につながります。

EC値

培養液のEC値が高すぎると、ランプ直下にある植物が特に肥料焼けを起こしやすくなります。肥料焼けのリスクを減らすには、CANNAZYM

CANNA Terra Flores

開花期へ移行しはじめたら、CANNA Terra VegaからCANNA Terra Floresに切り替えます。一般的に、このタイミングは、開花光周サイクルにしてから(例:短日植物は、1日に12時間の日照サイクルにしてから)1〜3週間後になります。

培養土にCANNAZYMを追加する

CANNAZYMは継続して与え続けることができます。もっとも簡単な方法は、CANNAZYM 2.5 ml/リットル(1:400)の割合で加えた培養液をリザーバータンクにセットし、かん水していくことです。または、週1回だけCANNAZYM 10 ml/リットル(1:100)の割合で加えた培養液を与える方法もあります。

pHダウン剤を水で薄める注意点

pHダウン剤は高濃度で強酸性の製品です。水で薄める場合は、必ず水にpHダウン剤を加えてください。pHダウン剤に水を加えてしまうと、液体がはねて火傷や眼のケガを引き起こすことがあり大変危険です。

CANNAのウェブサイトでは、PK13/14の使用は一週間のみと説明されていますが、お店ではもっと長い期間使うよう勧められました。

当社では一貫して、PK 13/14の使用期間は常に一週間のみ、と説明しております。CANNAの肥料には、すでに十分な量のリン酸とカリウムが配合されています。開花期の全体のなかで、ある一定期間にだけリン酸とカリウムを余分に必要とする時があります。PK13/14を使用するのはその時だけです。

トリコデルマ菌は、どのバクテリアに対して駆除効果がありますか?

トリコデルマ菌はバクテリアを殺すのではなく、植物を有害な菌類から保護する効果があります。トリコデルマ菌は、他の菌類をエサとするほかに根の環境を改善するため、根の生長が促進され植物が活発に生長し丈夫になります。

CANNAZYMの希釈

CANNAZYMの培養液は10日以内に使い切りましょう。それ以上の分量を希釈しないでください。

RHIZOTONICによる葉面散布。

RHIZOTONICを効果的に葉面散布する方法は、屋内の栽培では日の出の時間帯に、屋外栽培では日没直前におこなうことです。

蓄積を防ぐためにPK13/14を使用する

PK 13/14の使用は週1回以下にしてください。それ以上使用するとリン酸やカリウムが蓄積してしまうことがあります。